自転車の夏フェス!? 泥だらけでも転んでも楽しいシマノバイカーズフェスティバル2017に行ってきました

シマノバイカーズフェスティバルとは?
株式会社シマノが主催する、八ヶ岳「富士見パノラマリゾート」でマウンテンバイクをはじめとしたスポーツバイクをフルに楽しもう!という、我々自転車好きにとっての夏フェスと言っても過言ではない一大ビッグイベントです。
実は、FRAME編集部は初参加。7月29日と30日の二日間開催される中、29日に行ってきましたのでその様子をレポートいたします!

このような森の中を突き抜けるコースも…!
チームクロスカントリーエンデューロ!!

こちらは目玉のクロスカントリー。
4時間もの長い時間を一周2kmのコースをグルグルと走ります。

ツールドフランスですか?というレベルの参加数!

待ちに待ったスタートの合図。一斉に飛び出します。

集団になって危ないので慎重に、かつ大胆に。

坂道を登りきり、オフロードをガシガシと進んでいきます。疲れ切って手で押す選手もチラホラ。

さすが富士見パノラマリゾート!標高1000m超えの光景を眺めながらのライドは開放感抜群です。

仲間と健闘を称えます。
キッズレース
楽しめるのは大人の特権ではありません、こちらは小学生の一周1.3kmクロスカントリー。
チームに所属して本気で勝利を目指す子や、初めてのオフロードチャレンジに不安な子もいます。

イオンバイクのチームに所属する選手が1、2で飛び出します。

ヘアピンカーブを必死に上がっていきます。
たぶん、私より速いんじゃないでしょうか…。
親子でも楽しめるイベントも!
シマノバイカーズフェスティバルは、レースだけではありません。
マップを頼りにトレジャーハンティングをする親子でも楽しめるイベントも用意されています。

説明を受けて

スタート!!

マップを頼りに親子で協力!
夏の絵日記の1ページを彩ってくれる事でしょう。

E-BIKE(イーバイク)でツーリングをするというイベントもありました。起伏の激しい山道でも、アシストがあれば楽ちんです。
チームで!家族で!

E-BIKE(イーバイク)でツーリングをするというイベントもありました。起伏の激しい山道でも、アシストがあれば楽ちんです。

こちらの家族はなんと、キャンピングカーで参戦。
もはやこれ一台で普通に生活が出来てしまいます。
ダウンヒルレース
ダウンヒルレースは標高1300mまでリフトで登り、1070mまで高低差230mをゲレンデや、森林の中を距離にして1.7kmを猛烈なスピードで下っていくスリリングなレースです。

バイクはリフトで楽々搬送。

先ほどのminzuu Bikeの女性の方ですね。
バンクをギリギリまで攻めたストイックな走りを見せてくれました。

こちらの選手は、バイクはブレているのに、身体は全くブレていない…!
素晴らしい体幹をお持ちです。

木と木の間を潜り抜け…

泥まみれになりながら飛ぶように下っていきます。

緑に囲まれて、大好きな自転車に乗れて最高の一時ですね。

コーナーアウトギリギリの速度で激しい音を立てながら最速を目指します。
フォトジェニックな光景が目の前で展開されるあまり、撮影が楽しすぎて完全に趣味全開です…
企業ブースは大盛況

各社様々な製品を用意して、お客様と触れ合います。格安の掘り出し物も見つかるかもしれません。

こちらは主催者のシマノさん。

デュラエースとアルテグラのテストバイク。

ロードにも積極的に採用され始めているディスクブレーキのデュラエースモデルです。

こちらは新型のイーバイクのドライブユニットE8080シリーズをお披露目。

ダウンチューブのここにバッテリーが。

オフロードでも安心のディスクブレーキもご用意。

こちらは台湾発のイーバイクブランドBESV(ベスビー)このモデルのドライブユニットは自社開発。無駄のないデザインが秀逸ですね。

こちらはシマノのドライブユニットを採用。

バッテリーにもデザインを施し一体感のある仕上がりに。

昨今主流のフロントシングルです。
ヒルクライムは苦手だからダウンヒルに集中したい!というニーズに応えた本格的なマウンテンバイクに仕上がっています!老後もバリバリとエンジョイしたい方にも最適です。
まとめ

性別や年齢、競技によって種目は細分化されており表彰台に上がるチャンスがたくさん。シマノの平田常務取締役から直々にジャージやメダルを授与されます。

当日は急な雨により、地面はこのようにぬかるんでいました。山は気候の変動が激しいので、ブルベのようなあらゆる事態を想定した準備をオススメします。

泥まみれになる機会ってあまり無いと思いますが、このようになる事も少なくありません。けれどもそれがオフロードの醍醐味!汚れた愛車やウェアを洗う水場も用意されていますが、大きめのビニール袋は必須ですね。
シマノバイカーズフェスティバルは会場も広く、種目も細分化されていて、全てを紹介する事は出来ませんでしたが、ロードバイクのツーリングや、ファットバイクのレース。各社新製品の試乗会ではロードは2.6kmのコース、オフロード専用のコースも用意され、非常に充実したイベントとなっております。
老若男女、すべての自転車好きのための夏の祭典、これは行かなければもったいないです!



